Genki Ito

伊東 玄己 (イトウ ゲンキ)は、洗練された感性とスキルの融合で注目を集める映像ディレクター。デザイン事務所を経て、フリーのモーションデザイナーとして活動を開始。2004年に、W+K Tokyo Labに参加。多くのミュージックビデオやヴィジュアル制作を手がける。2008年にはWieden+Kennedy Tokyoにデジタルアーティストとして正式参加し、Nike、Google、PlayStation等の映像制作に携わる。腕利きのデジタルアーティストとしてキャリアを積んだ後、2011年末にワイデンから独立。最近は、実写映像のフィールドにおいて、その才能を開花させ、その日本人離れしたセンスと演出力が各方面から高い評価を得ている。

ファッションデザイナー、画家、華道家などとのジャンルを超えたインスタレーション、日本を代表するグラフィックデザイナー、永井一正とのコラボレーション、メディアアートの祭典「ARSELECTRONICA 2010」でのビジュアル・パフォーマンス、会津若松市 鶴ヶ城へのプロジェクションマッピングなど、多彩な表現活動は国内外のシーンから注目を集めている。参加作品の一つ、Hifanaの「WAMONO」は、文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門にて優秀賞を受賞。初監督作品となったJemapurの「CLARTE」はドイツ、イタリア、オーストラリア、イギリス、アメリカなどのフィルム・フェスティバルで上映され高い評価を得た。 2010年、NY ADCによって世界若手クリエイター50人に贈られる賞 「ADC YOUNG GUNS 8」を受賞。